
初めて見たのは小学3生の時。親父が釣ってきたアブラボウズ・30`ぐらいかなぁ。
写真を撮るために持つのだが、とても重過ぎて無理。
昭和54年頃。家の船は深場のメヌケ釣りでほぼ予定が決まっていた。
服部名人が釣りにいらっしゃったのもその頃。
それから歳月が過ぎ、船を手伝うようになり、メヌケは顔を見る程度で少なくなった。
ある時、僚船が30キロぐらいのアブラボウズを釣ってきた。何回も写真を見た。
自分でも膝で抱くようなサイズを釣って見たいと思うようになり、チャレンジした。
初調査でたまたま小さいけど一匹釣れた!その後はボウズがあり。数が少ない為。
しかし、潮が良いときは1日に5匹も釣れた時もある。サイズは10〜50キロぐらい。
最高は154センチ54キロ。
それからしばらく遠ざかり。
静岡でアブラボウズをジギングで釣った記事を友人に見せられた!
『つり丸』だったかなぁ。唖然とした。
「ジギングはここまできたのか!宮古沖でもチャレンジしだい。」
マニアな仲間たちと調査をした。
2014年にはアブラボウズ・ジギングの開拓者・西本康生氏が乗船した。
こときは気合いが入った。
なかなか成果があがらず、ポイントは遠くシケで中止の時もあった。
2016年は冷水が来なかった。ずっとタイミングをみていた。小さくても一匹、欲しかった。
2016年6月6日出船。一流目空振り。二流目マダラ。
そして三流目。たまたま、よそ見して談笑している時にヒット!
様々なお客様をみますが、たまたま携帯電話にでたり、
トイレに行こうとした時に釣れることがある。
運命の一匹はまさにそうだった。
巻き上げ途中にリーダーは?と聞くと。
「12号だよ♪」嘘だろう、ラインの記録とるのか(^_^;)
首振ったら切れるかも。
こんな時に大物がくんだよなぁ。
彼のラインのノットは完璧だった。
秋田の客さんから頂いたステンレスの特製のギャフ。
ついに出番がきました。
それを一つ掛けて、後はダブルのツナフックとロープで滑車であげる予定のはずが…。
結局、みんな興奮していてハンドランディングです\(^^ )
ドラマがあったなぁ。
応援・協力してくれた方々ありがとうございます(^^)
帰港中『大船長は、海にはいっぱい夢がある』と言っていた。
P. S. ニンニクしょう油で味付けしたステーキが最高に美味しかった。